予防接種 副作用報告 日本 (自分用メモ)
日本におけるワクチンの副作用の実態
(第16回厚生科学審議会、平成27年第6回薬事食品衛生審議会より)
調査期間:平成26年11月1日~平成27年6月30日
MRワクチン(乾燥弱毒生)
接種可能のべ人数:約142万人
副作用報告
製造販売業者から:8例
医療機関から:21例
→うち、重篤な副作用:9例
死亡例・後遺症:なし
麻疹ワクチン(乾燥弱毒生)
接種可能のべ人数:約5万人
副作用報告
製造販売業者から:3例
医療機関から:2例
→うち、重篤な副作用:2例
死亡例・後遺症:なし
風疹ワクチン(乾燥弱毒生)
接種可能のべ人数:約82000人
副作用報告
製造販売業者から:1例
医療機関から:2例
→うち、重篤な副作用:1例
死亡例・後遺症:なし
おたふくかぜワクチン(乾燥弱毒生)
接種可能のべ人数:約69万人
副作用報告
製造販売業者から:16例
医療機関から:24例
→うち、重篤な副作用:15例
死亡例・後遺症:なし
水痘ワクチン(乾燥弱毒生)
接種可能のべ人数:約200万人
副作用報告
製造販売業者から:10例
医療機関から:34例
→うち、重篤な副作用:18例
死亡例:2例(医療機関からの報告。2例とも10歳未満の女児。1例は気管支喘息を基礎疾患にもち、インフルエンザ、イモバックス、水痘ワクチンの混合接種。急性脳症により死亡したと推定されている。ワクチンとの因果関係不明。もう1例は、新生児仮死、低酸素性虚血性脳症など複雑な基礎疾患をもち、接種25日後、DICを発症して死亡。接種後、水泡が出現し、水泡液からワクチン株由来のウイルスを検出。)
A型肝炎(乾燥組織培養不活化)
接種可能のべ人数:約10万人
副作用報告
医療機関から:3例
→うち、重篤な副作用:1例
死亡例・後遺症:なし
肺炎球菌ワクチン(23価)
接種可能のべ人数:約320万人
副作用報告
製造販売業者から:113例
医療機関から:383例
→うち、重篤な副作用:90例
後遺症:4人
死亡例:9名(おもに高齢者)
インフルエンザワクチン
(平成26年10月1日~平成27年6月30日)
製造販売業者から:63例
→うち、死亡例:5例
医療機関から:244例
→うち、死亡例:11例
死亡例は主に高齢者。9歳以下の小児が3例。
HPVワクチン
3か月以上続く疼痛、感覚障害、運動障害、自律神経症状、認知機能障害について調査中(期間:平成27年7月7日~3年間)
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