google.com, pub-4426889494877513, DIRECT, f08c47fec0942fa0 【図解】長浜ラーメン ほんとうの元祖は? 長浜屋 vs 長浜家: 虹と雪、そして桜

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2019/09/14

【図解】長浜ラーメン ほんとうの元祖は? 長浜屋 vs 長浜家

「長浜ラーメンって、いろいろあるけど、どこがおいしいの?」

「長浜ラーメン、あちこち元祖があるけど・・・どうなってんの?」

「長浜ラーメンの情報、バラバラでよくわかんないよ!」

 

ですよね!

 

長浜ラーメンって、何が何だかほんとわかりにくいです。

ネットの情報も滅茶苦茶です。

言葉だけで説明するのはもう絶対無理なので

ちょっと地図を使って説明してみたいと思います。

まずは、こちらのマップ(長浜界隈)をごらんください。

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/0.png

ここらへんがいわゆる長浜界隈です(*^-^*)。

福岡市中央区にある「浜の町公園」が目印です。そして、

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/9.png

上の図の矢印のところがネットで検索するとよくでてくる「屋台通り」です。

むかしは、この通り(舞鶴港線)に屋台がずらりと並んでいました。このいわゆる「屋台通り」こそが長浜ラーメンのルーツだと言えます。しかし、今、ここに屋台はありません。ネットで屋台を検索するとココがでてくるかもしれませんが、今、屋台があるのは、ちょっと違うところです(後述します)。

屋台が成功すると店舗になったりしますが、その第一号ともいえる元祖長浜屋(通称「ガンソ」「ガンナガ」)の本店があった場所はここ(下図)です。

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しかし、今、この場所に元祖長浜屋(本店)はありません。ネットで検索するとここが表示されるかもしれませんが、ここにはありませんのでご注意ください。そして、あの、一世を風靡した元祖長浜屋の「支店」の場所はここです(下図)。

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/2_20190913132501.png

支店のメニューはラーメンのみ。入店したらラーメンではなくスープの脂の有無、麺の固さ、ネギの量を注文します(「ナシ・ナマ・モリ」など)。那の津通りに面して店の正面に駐車場もあり、たぶん、駐車場のない本店より有名でした。芸能人や日本中からお客さんが集まりました。長蛇の列がなつかしい。

しかし支店はもうありません。元祖長浜屋(支店)を検索するとここが表示されるかもしれませんが、今、ここにラーメン屋はありません。レビューやネットの情報は古いものが多いので注意しましょう。本店も支店も情報が錯綜しています。そして、

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/3_20190913132501.png

通りをはさんだ「支店」の向かいには、もともと「とん吉」という有名店がありました。このお店、けっこう人気があっただけに、後々、この場所が問題になります(べつに「とん吉」が問題になるわけではないのですが)。元祖長浜屋は、ラーメン食べたら即退店という、まさにラーメン専門店ですが、「とん吉」は、ラーメンといっしょにお酒やちょっとした一品料理を楽しめるラーメン居酒屋みたいなお店で、藤井フミヤさんのお気に入りという噂もありました。「とん吉」の味は長浜屋より少し甘め。コクがあり、初めての人には一番人気だったかもしれません。ラーメンの麺の硬さを注文するとき、元祖長浜屋の"ナマ"は「とん吉」やその他のラーメン屋では"バリカタ"といいました。

2007年6月、元祖長浜屋(本店・支店)が経営の危機に瀕しているというウワサが飛び交います。本店・支店がともに一時的に休業したときには地元メディアにも取り上げられるほどの騒動になりました。が、なんとか継続。しかし・・・

2008年4月、ついに元祖長浜屋(本店)がなくなり(建物の老朽化と2005年の西方沖地震の影響により本店を解体)、「支店」だけになってしまいました。本店閉業のニュースを知らず、本店をもとめてさまよう旅行者が続出したとか。そうこうするうちに、

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/4_20190913132501.png

2009年9月、ついに元祖長浜屋(支店)も一時休業へ。

約一か月後に再開しましたが、営業時間が短縮されました(午前6時〜午後13時40分に)。24時間営業っていうのが長浜ラーメンの伝統だったのに。いよいよ「支店」もやばいなぁ〜とみんなで心配したものです。すると・・・

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/5_20190913132501.png

2009年12月、もともと「とん吉」があった場所(元祖長浜屋(支店)の正面)に、元祖長浜家(ながはま)というお店が開店しました。なんと元祖長浜屋の従業員が独立したのです。これで、俄然、話がややこしくなりました。どっちが元祖か・・・という論争です。24時間営業を踏襲しているのは長浜家です。味は、長浜屋より長浜家の味の方がちょっとだけ甘いダシが効いていて、たぶん初めての人には長浜家の方がうけがいいと思います。しかし、この場所にリンクされているレビューは、新しくできた「長浜家」のレビューと、もともとそこにあった「とん吉」のレビューが混在しているうえに、通りを挟んだ長浜屋(ながはま)を長浜家(ながはま)だと勘違いしていると思われるレビューもあり、カオスです。有名人が長浜家を「ながはまや」と紹介してしまったり、どちらの店名にも元祖とついているので、「ガンソ」や「ガンナガ」では、どっちのことを言っているのか・・・。地元民ですら何が何だかわからない状態になりました。そして、

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/6_20190913132501.png

2010年3月、元祖長浜屋(ながはまや)の「支店」がついに閉店してしまいます(区画整理に伴う道路拡張工事のため)。なんと、元祖長浜家(ながはまけ)のみとなりました。旅行者などはよくわからず、長浜屋(ながはまや)と勘違いして長浜家(ながはまけ)を訪れた人もいたようです。読み方はどちらも「ながはまや」と読めますし。でも、まぁこれでようやく元祖論争もピリオドか?とも思われました。ところが・・・

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/7_20190913132501.png

2010年4月、なんと元祖長浜家(ながはまけ)とまったく同じ名前の元祖長浜家(ながはまけ)というお店がもうひとつできたんです。分家や支店でもないのに全く同じ名前です。これにはみんな混乱しました。お店同士も訴訟騒ぎとなり、地元のニュースにもなりました。みんな通称、家1(けいち)とか、家2(けに)とか、よんで区別しましたね。味は、後から出店した家2(けに)の方が、家1(けいち)よりさらに甘めで、脂が効いた感じでしょうか。そこに、

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2010年5月、元祖長浜屋が再開店します。本店・支店の統合リニューアルオープンです(ただし24時間営業ではなく、午前4時〜26時(深夜2時))。場所はもともと本店があったところの近くです。元祖長浜屋の味は、他と比べれば薄いあっさり味に感じられます。それにしても、わかりくいことこの上ありません。元祖論争も復活しました。そうこうするうち、

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2016年6月、元祖長浜家の家2が福岡市博多区の中州へ移転しました(営業時間は午前10時~29時(早朝5時))。これでややこしい状態は少しは緩和されました。しかし、それでも「ガンソ」や「ガンナガ」という呼び方だと、いったいどこのことなのか、よくわからないという状況にかわりはありません。

人気の屋台「とん吉」の場所を書き加えると、今の状況はこんな感じです。

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/11.png

長浜ラーメンの歴史なんか興味がない!今の情報だけ知りたい!って人には最後のこの地図だけで十分かもですね💧

しかし、サイトやレビューに載っている古い(間違った・・・)情報を理解しようと思えば、この記事に書かれた内容を踏まえておかなければ何が何だかわからなくなると思います。

この界隈には、ほかにも「元祖」や「長浜」を店名にもつラーメン屋が乱立していていて、現地で看板を頼りに彷徨うとほんと混乱すると思います。地元博多の人が通称「ガンソ」「ガンナガ」とよんでいるのはおもに元祖長浜屋です。

ちなみに、現在、屋台が並んでいる通りはココです(長浜臨港線)。

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/12_20190920150201.png

屋台は夕方以降に開設されますので昼間に行っても何もありません。

 

最後に、あくまで個人的にですが、初めての人へのおすすめの店舗は、

1. 屋台「とん吉」本店

2. 元祖長浜家(ながはまけ)中洲店

3. 長浜ナンバーワン(この記事では紹介していません)

4. 元祖長浜家(ながはまけ)長浜店

5. 元祖長浜屋(ながはまや)~通称「ガンソ」「ガンナガ」

かな。

通い慣れると、好みがこのランキングの真逆になったりします。あくまで参考程度に。

博多っ子は、もともと一杯300円程度のシンプルなラーメンこそラーメンだと考えていて、グルメっぽいラーメンを敬遠する傾向にあります。映える(具が豪華、多い)、美味しすぎる(化学調味料のうま味がする、甘い)、注文してもすぐでてこない(1分以上待たせる)、値段が高い(500円以上の)・・・なんてラーメンはラーメンにあらずと豪語する人もいます。

なので、地元の人のおすすめはそのつもりで聞きましょう

長浜ラーメンは、とんこつとはいえ、ほかの博多ラーメンにくらべればあっさりしています。

とくに上記で5位にあげた元祖長浜屋のラーメンは、化学調味料っぽさはゼロ~最小。味はけっこう薄く感じられるかも。もしかしたら、とくに初めての人には良さが伝わらないかもしれません。しかし、食べ慣れると、ここに行き着くとも・・・。もはや白ご飯感覚でしょうか。

週に何度も通う人に好みをきくと、

1. 元祖長浜屋

2. 元祖長浜家 長浜店

3. 長浜ナンバーワン

4. 元祖長浜家 中洲店

5. 屋台「とん吉」本店

と、さきほどのおすすめと真逆になったりします。

それにしても、地元に住んでいない人が長浜で長浜ラーメンを食べようと思って場所を調べると・・・

あまりにも錯綜した情報に翻弄されること間違いありません。

この記事が、読者の求める味の情報、お店の場所をつきとめる一助になればと思います。

もし記事中の間違いや加筆が必要な箇所があればコメント欄などでご指摘お願いいたします。

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コメント

20年ほど前まで博多に住んでいました。
営業でシーホークに行く途中によく立ち寄っていたのを思い出します。
当時はまだ元祖長浜屋しかなかったので迷わなかったですよね。
とん吉も時々食べてましたが、やっぱり元祖が1番印象に残ってます。

行く時間帯によってもスープの濃さが少し違ってたりもして、いつの間にか病みつきになってました。

あと好きだったお店は丸星ラーメンです。
大学時代はサークル終わりによく行ってました。
おばちゃんがゆびを突っ込んで運んでくるのには驚きましたけど。

あの頃は一蘭でも高いなーと思っていましたが、今では1000円近いラーメンでも普通になりましたね。
久しぶりに福岡に行きたくなりました。

ふと調べたくなったことが全て+α書いてあり大変参考になりました。

昔大学時代に地元の友達とよく夜中に車で食べに行った長浜ラーメンをまた食べたいとたまに福岡に帰った時に長浜ラーメンと書いてあるお店で食べますがなんか違うな…と思い現地に行ってもどれだかわからず帰ってきていたので今度行く時は迷わず元祖長浜屋に辿り着けそうです。深謝申し上げます(^^)

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