【政治】憲法改正は違憲の可能性あり
世界の憲法には、改正 revision (憲法原文の書き換え)が認めらている憲法と、修正 amendment (条文追加)のみが認められている憲法があります。
たとえばアメリカ合衆国憲法は、修正amendment(条文追加)のみが認められ、原文を書き換えてはいけません。
日本国憲法は、どちらだと思います?
実は、これがあいまいなのです。
日本国憲法には、英文憲法と和文憲法がありますが、英文憲法と和文憲法で食い違っているのです。
英文憲法をよんでみると、認められているのは amendment(修正、条文追加)。Revision(改正、原文の書き換え)は認められていません。
ところが、和文憲法では、英文憲法のamendment(修正)を、改正と(勝手に)訳しています。
英語圏に住んでいる人なら、これがオカシイこと、わかりますよね。
英語がわかる人なら、amendmentとrevisionのニュアンスを取り違えることはありません。英文憲法に従うなら、国会の憲法審査会ができるのは、憲法の修正(amendment、条文追加)審議のみです。
うっかりなのか、意図的なのか、いずれにしろ、こんな大事な問題があいまいでいいはずがありません。
もし、誤訳であるとすると、憲法9条の改正revision(原文の書き換え)を審議している国会の憲法審査会は、英文憲法では認められていない憲法の改正revision(原文の書き換え)を審議していることになり、つまり、内容を審議する前段階で憲法違反を犯している疑いがあるのです。
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