ワット(W)とは? 40ワットの電球を60ワットに交換すると・・・どうなる?: 虹と雪、そして桜

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2015/10/30

ワット(W)とは? 40ワットの電球を60ワットに交換すると・・・どうなる?

※注意:本記事は、60W対応の器械に40Wの電球を取り付けた場合と、40W対応の器械に60Wの電球を取り付けた場合、どちらが危険なのか?を理由のひとつをあげてわかりやすく解説した記事です(答え:60Wの電球を40W対応の器械につける方が危険。その理由は記事内で!)。60Wの電球を40W対応の器械につけると 、突入電流の問題や、ここ説明していない理由による想定外の事故もおこりえます。短時間であっても絶対にやめてください。

 

買い物の途中・・・

「あ、思い出した。電球、切れてるんだった。新しいの買わなきゃ!」

なんてこと、たま~にありますよね?

 

でも―――

いざ、電球のコーナーにいってみると、

「あれ?・・・何ワットだっけ(ρ_;)? 」

切れた電球のワット数なんて、そうそう覚えていないものです(;´▽`A``

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/photo_8.jpg

なかには

「まぁ・・・いいや。何でもいいから適当に買っちゃえ!」

と買ってはみたものの、家に帰ってみると、切れた電球は40Wなのに買ってきた電球は60W・・・(涙)

なんて話もちらほら・・・

 

そんなとき ―――

ふと、頭をよぎるんですよね。

「40Wの電球を60Wの電球にかえたら・・・ダメなの?」

と・・・\(;゚∇゚)/

 

いえ、だめならだめでいいんですけど・・・(^-^;

でも、いったい何がどうだめなんでしょう?

電球が切れる?

器械から火がでる?火事?爆発?

いや、案外、何の問題もない・・・?

どうなんでしょう・・・?

 

調べてみると、

「供給電圧以下のボルト(V)の電球をつけないでください」

とか、

「指定以上のワット(W)の電球をつけてはいけません」

など、器械には、いろいろ書いてあります。

 

えっと・・・ですね、

そんなの、いちいち覚えてられません!!!(゚⊿゚)イラネ

 

そもそも、

以上とか以下とか・・・なんか、わかりにくくないですか?

だいたい、

ワット(W)の意味

がわかりにくいんですよね。

 

調べてみると、

「ワットとは電力です」

とか、

「ワットとは仕事率です」

とか説明されています。

 

でも、こんな説明で、

「あ、なるほど!そうか!!!」

なんてわかるのは、電気工学に興味がある人だけ!凸(`、´X)

・・・だと思います。

 

ふつうの人間には、そんな説明、はっきり言って役に立ちません。(ノ∀`)

そこでーーー

この記事では

誰にでもわかる

この世でいちばん間単なワットの解説をしたいと思います。

 

いきなり結論から、いいます。

 

ワット(W)とは、一言でいうと、

電球の熱さ

なんです。

 

いつものように、言い切りました(苦笑)。

 

ワット(W)は電球の「明るさ」だと思っている人いませんか?

それは必ずしも正確ではありません。

明るさには別の表現、単位があり、ワットとは必ずしも同じではないんです。

しかも、

「明るいほうがいい=ワット(W)は大きいほうがいい!」とか思っちゃうと

実に危ないです(まじ)。

ワット(W)とは電球の温度―――

つまり、

電球がどれだけ熱くなるか?

という表示だ、と理解しましょう。

 

ワット(W)の数字が大きくなればなるほど、電球にたくさん電流が流れて、電球が熱くなる。

こう覚えていれば、あとは何とかなります。

(この原則はLED電球にもあてはまります!!)

 

では―――

電球のワットを間違えると何がダメのでしょうか?

電球がきれる?

いいえ。

基本、

電球自体は困りません!

だってよく考えてみてください・・・

40Wの電球は、40Wの熱さに耐えるようにつくられていて、

60Wの電球は、60Wの熱さに耐えるようにつくられているんです。

60Wの電球は60Wの熱さになり、40Wの電球は40Wの熱さになります。

 

あたりまえですが、

電球は、それぞれに表示された熱さに耐えるようにつくられています。

60Wの熱さに耐えるようにつくられた電球が60Wの熱さになったところで切れるはずがないですし、

40Wの熱さに耐えるようにつくられた電球が40Wの熱さになって切れるはずがないんです。

 

そして、

40Wの電球が、60Wの熱さになったり、60Wの電球が40Wの熱さになるなんてことはないんです。

 

なので、原則、電球自体には問題はおきません。

なので、電球ばかりながめていると、問題を見落とします!

 

電球は大丈夫。

しかし!!!

電球の周りは大変なんです!

たとえば、40Wの電球用につくられた器械は、40Wの「熱さ」を想定して作られています・・・

当然、40Wの熱さには耐えることができます。

 

でも、

そこに60Wの電球が点いたら・・・60Wの熱さに耐えなければなりません。

100Wの電球が点いたら・・・

 

熱すぎます!!!

 

熱すぎると・・・まわりは、困ります!!コゲます!最悪、火が出ます!

電球を取り付けているソケットや電球の周囲の部品などは、想定外の熱で、溶けたり発火したりする可能性があるのです(注1)。

 

では、何ワットの電球を選んだらいいのか?

どうすればわかるのでしょう?

 

電気スタンドや照明器具は、いったい、何度の熱さ(何ワットの電球)に耐えるように作られているのでしょうか?

 

それは、

器械本体を見なければわかりません!

 

今まで点いていた電球や、お店にズラリと並んでいる電球をいくら調べても、何もわからないのです。

ワット(耐熱)の上限は、器械本体に書いてある表示を確認しましょう!

器械本体をよ~くみると、必ずどこかに

「危険! ~ワット(W)まで!」

などと、ワットの上限が書いてあります(注2)。

それ以上に熱くなる電球をつけると、「電球の周囲のプラスチックやソケットが熱によって溶けたり、発火したり、危険ですよ!」

という表示です(注3)。

 

ま と め

ワットとは、電球の熱さです。

40ワットの電球は40ワットの熱さに、60ワットの電球は60ワットの熱さになります。

重要なのは、器械本体の耐熱温度です。

器械が何W(ワット)の熱さに耐えるように作られているのか―――器械の耐熱温度―――は、電球をいくら眺めてもわかりません。

器械の耐熱温度は、器械に表示されています。

あなたが手にしている電球をいくら調べても、器械の耐熱温度はわからないのです。

電球を選ぶときには、電球ではなく、器械本体をよくみましょう!

※本記事は、40W対応の器械に60Wの電球を取り付けると、何がどう危ないのか?を、理由のひとつをあげてわかりやすく解説した記事にすぎません。60Wの電球を40Wの器械につけると、突入電流の問題や、ここに記載していない想定外の事故もおこりえます。短時間であっても絶対にやめてください。

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・‥…━━━☆

━━━補足1━━━

問い:「60Wまで!」と書かれている照明器具に、40Wの電球をつけた場合は、どうなるでしょう?

答え:電球は、40Wの熱さになり、ただ、暗くなるだけです(笑)。

 

熱くならないのですから、安全性に問題はありません。

電気代も安くなります(・∀・)。

電球もきれません。

 

その電球が切れたとしたら、たぶん、たまたま切れただけです( ^ω^ )。

ですが・・・

ここから、ちょっとだけ、先にすすんだ話をしてみます。

 

ワットを間違えても電球は切れない━━━

とはいっても、でも・・・

新しく交換した電球がすぐに切れてしまう

ってことがあります。

それは何が問題なんでしょうか?

https://remedics.air-nifty.com/photos/hawaii/watt.jpg

何回交換しても、すぐ切れてしまう・・・

いろいろワットをかえてみてもうまくいかない・・・

そんなとき、

問題の本質はワット(W)ではなく、

ボルト(=コンセントの電圧)かもしれません。

 

100ボルト(V)用の電球を、電圧120ボルト(V)のプラグ(コンセント)につけたりすると、

電球は想定以上に熱くなり、切れます。

 

(たとえば、電源120ボルトのプラグ(コンセント)に、100ボルト用の40Wの電球をつなぐと、電球は40ワットではなく「40 x (120/100)^2 = およそ58W」の熱さになってしまい、電球も切れ、器械も破損します(注1))

 

電球がすぐ切れるときは、家のコンセントにかかっている電圧を調べてみましょう。

まぁ、基本、日本の家庭電圧はどこでも100Vのはずですが・・・

 

しかし、家庭電圧は100ボルト(V)、買ってきた電球も100ボルト(V)用

つまり、ボルト(V)は絶対あっている!

なのに新品の電球がすぐに切れる!

ってことがあります。

 

この場合、プラグ(コンセント)にかかっている電圧のゆらぎを疑う必要があります。

 

電圧が「100ボルト(V)」のはずのコンセントでも、時々、高め(105ボルトぐらい)の電圧がかっていることがあるのです。

そんなところに100Vの電球をつなぐと、

電圧が高くなったときに電球のフィラメントに電流が流れすぎ、

電球が切れてしまう

と、いうことがあるんです。

新しいはずの電球が、何度交換してもすぐ切れてしまうときは、プラグ(コンセント)の電圧が不安定になっていないかどうか疑いましょう。

 

そもそも・・・

家庭用のコンセントの電圧は、常に100Vで安定しているわけではなく、常にわずかに変動しています。

103Vぐらいまであがることはよくあります。

 

たまたま家庭の変圧器の調子がおかしいと、この電圧の変動が大きくなり、電球が何度も切れてしまうのです。

ワット(W)があわないと、周りが困りましたが、

ボルト(V)があわないと、電球が困るんですね。

 

Cocolog_oekaki_2016_06_16_12_04

 

コンセントが電球を攻撃し、電球が周囲の器械を攻撃するようなイメージで・・・

電圧の変動が大きいと、電球を付け替えるたびに、「また、切れたよ!」となりかねません。

この時、ワット(W)の表示をいくら考えても意味がないんです。

 

低いワット(W)の電球をつけても、高いワット(W)の電球をつけても。

コンセントのボルトが高いと切れてしまいます。

ど~も、これは変圧器があやしい!・・・

と思ったら、

そんなときは、110ボルト(V)用の電球をつけてみましょう!

 

電球には100ボルト(V)用と110ボルト(V)用があります(同じW数でも)。

今まで、誰が110ボルト(V)用の電球とか買うんだろう?

と思った人もいるかもしれません。

 

そうなんです。

家やアパートによっては、100V用の電球では対応できないところがあるんです。

そのための110V用電球だったんですね。

 

電球に、ワット(W)とボルト(V)の2つの表示がある理由は、そういうことです。

110ボルト(V)まで対応できる電球なら、105ボルトとか、少々電圧が変動したぐらいでは切れません。

100ボルトの電圧に、110ボルトの電球をつけると切れにくなると覚えて置きましょう。

 

━━━補足2━━━

でも―――、

100Vのプラグに、110V対応の電球をつけると電球が熱くなりすぎることはないのでしょうか?

たとえば、110V(60W)の電球を100Vのコンセントにつけると、どうなるのでしょう。

 

計算は少しややこしいのですが、

60 x (100/110)^2 = 約50

つまり、電球の熱さは約50W程度にしかなりません。

 

まわりの照明器具が「60Wの熱さ」に対応しているなら全く問題ないといえます。

ただし、明るさも約50W程度の明るさになってしまいます。

つまり、

100ボルト(V)のコンセントに、110ボルト(V)用 60Wの電球をつけると、ちょっと暗くなりますが、発熱量は少なくなり、電気代も安くなります。

トイレやお風呂、階段など、そんなに明るくなくていい場所には、電圧の変動に強い110ボルト(V)用の電球をつけるのも、ある意味、賢い工夫です。

発熱が少ない分、経済的で、長持ちします(たぶん)。

 

さぁ、いかがでしたでしょうか?

ワット=電球の熱さ

です。

 

こう覚えてけばOK。

 

でも、LED電球については?

LED電球には、ワットではなく「ワット相当」という表示が・・・

興味がある人のために、ワットとワット相当はどう違うのか、次の記事で、ごく簡単ではありますが解説してみたいと思います。

 

LED電球・蛍光灯電球の「ワット相当」と「ワット」の違い

注1:より正確に言うと、電球の熱が器具に伝わるというよりは、器具に流れる電流の量が想定より多くになるために、器具自体もガンガン発熱します。

注2:ごくごくまれに、「〜ワットまで」ではなく「〜アンペア(A)まで」と書かれている器具があります。通常の家庭用電圧(100ボルト)の場合、アンペアに100を掛けた値がワットになります(アンペア x ボルト = ワット)。例えば「3Aまで」を読み替えると「300ワット」まで大丈夫ということです。ただし、実際にはその値を3で割った値を使います(安全のため)。例えば「3Aまで」と書かれていたら、300ワットではなく、「100ワットまで大丈夫」と読み替えます。

注3:周りの器具が熱を処理できなくなることによって、その熱が電球に伝わり、2次的に電球が破壊される、ということはありえます。

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コメント

100Wの電球がついていたところに、家にあった、60Wの電球をつけても大丈夫か知りたくて、調べていたのですが、問題なしですね。
Wとは、電球の温度!目からウロコです。大変参考になりました。

とても解りやすかったです。

電球取替え時のワット数に悩んでいたので、非常に助かりました。

ありがとうございますヽ(´▽`)/

みなさまコメントありがとうございます!(実はコメントへのお返事が送信されていないことに最近になり気づきました。返信が遅れまして大変申しわけありません)

同じ場所の電球がW数を変えても切れる原因が分かりました。Vが2種類存在するのも初めて知りました。大変分かりやすいご説明に感謝です。

お役に立ててうれしいです!

今まさに40ワットの洗面台に60ワットの電球を買ってきてしまい、困ってました。
3〜5分だけ使用する様にします。
悩みが解決しました。ありがとうございます。

ぽんさく様:コメントありがとうございます!この記事には規格外の使用をおすすめする意図はまったくありませんので、40ワットの洗面台に60ワットの電球を使用するのはたとえ短時間であっても推奨できません。ご理解いただけると幸いです。

こんばんは。
大変、恐縮ですが、当方、照明器具に【60W以下】と記載があるものに、60WのLED電球を付けているのですが、大丈夫でしょうか?

ちょっと不安になってしまい、無知ですみません。

プラット様:コメントありがとうございます。LED電球はいろいろと難しいのですが、おそらく60Wというのは、60W相当(60Wの通常電球と同じ程度の明るさ)ということではないでしょうか?だとすれば、実際の消費電力は6~12W程度ではないかと思います。もし、そうであれば、照明器具が60Wまでの消費電力に対応しているので、大丈夫だと思います。ただし、LED電球には電球の根元の部分がかなり熱くなるものがあるようです。そこだけは注意してください。

白熱電球25wの器具に60w相当のLED電球は取り付け可能でしょうか
ワット数的には問題ないようですが・・・

>ワット数的には問題ないようですが・・・
LED電球は電球部は熱くならないのに、基部が異常に熱くなるものがあり、品質などの要因があって確実なことが言えません。ご理解の通り、電球部分としてはワット数(6~8W程度でしょうか?)が問題なければ理論的には大丈夫なはずですが、やはり、基部の発熱は気になります。直接、電気屋さんにお尋ねになってみてください。

助かりました〜!!
新築用に(引っ越し前)シーリングファンライトをネットで購入したものの、電球は別売りで、

口金サイズ]E17
5W(40W相当)のLED電球×3灯

と書いてあるのに、

電球は750ルーメンのLEDを使用。
18畳程のLDKですが、かなり明るいです。

という口コミを見つけてしまい、我が家も同等の広さなので(電気は他にもありますが)明るくしたいと思って、同じような電球を探すも見つけられずで40wと60w、750ルーメン、4w、、、。???。゚(゚´Д`゚)゚。どれを買えばよいのやら、困っておりました。
まさにわからなかったことが、理解できました!ありがとうございました!

18Wのところに13Wを付けても問題ありませんか?

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