アインシュタインの一般相対性理論 10話で完結 その9
(もどる)
(つづく)
さぁ、いよいよラストスパートです!
第7話と第8話で導出した式を再掲します。
G00 ≡ 2∇ Γ
8πG T00 ≡ 2∇ F
です。
アインシュタイン方程式(式1)は、
G00 = 8πG T00
です。
アインシュタインは一般相対性理論において
G00 = 8πG T00
だろ?という仮説を提唱したわけです。
しかし・・・
はじめてその仮説を聞いたほとんどの人が(専門家でさえ)
(・_・)エッ....?
(・_・)ナンで....?
ってなったと思います。
なぜなら、
G00 は、時空の曲がりだ!
とか
T00 は、エネルギー密度だ!
とか理解したところで、G00 と T00 を結びつける理由は何もないわけですから。
しかし、このシリーズを読まれてきたあなたにはわかりますよね?
そう、アインシュタインの心の奥底には
Γ ≡ F では?
みたいな直感があるのです。
この直感があってはじめて G00 と T00 が結びつきます。
第7話ででてきた式
G00 ≡ 2∇ Γ
と、第8話ででてきた式
8πG T00 ≡ 2∇ F
という2つの式は、Γ ≡ F じゃないかな?という直感があって、初めて
G00 = 8πG T00 では?
と結びつくわけです。
もし Γ ≡ F であれば 2∇Γ ≡ 2∇F なんだから、つまり G00 ≡ 8πG T00 でしょ?
━━\(´∀`●)/━━
つまり、アインシュタインは
Γ ≡ F
という自らの直感をガイドにして
G00 = 8πG T00
という式を導いた(・・・に違いない)と思うのです。
さぁ、次回、いよいよ結論です。
(つづく)
(もどる)
« アインシュタインの一般相対性理論 10話で完結 その8 | トップページ | アインシュタインの一般相対性理論 10話で完結 その10 »
« アインシュタインの一般相対性理論 10話で完結 その8 | トップページ | アインシュタインの一般相対性理論 10話で完結 その10 »
コメント